ネタバレ注意!加藤シゲアキ原作映画『ピンクとグレー』のタイトルに隠された意味とは?

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▲ピンクとグレー (角川文庫)
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10月24日(土)、NEWSの加藤シゲアキさん原作の映画『ピンクとグレー』のプレス向け上映会が東京国際映画祭にて行われた。

ジャニーズ事務所所属のタレントが本を出版するのは加藤シゲアキさんが初となる。
渋谷を舞台に、芸能界のきらびやかな表舞台と相反するようなリアルな世界を描いた本作。
角川書店公式サイトによると、映画版は原作を大幅にアレンジ。「世界が変わる“ある仕掛け”」がほどこされているとして、すでに原作を読んだ人でも新たに楽しめる作品となっている。

『ピンクとグレー』予告編

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いきなり本題!「ある仕掛け」とは!?

予告編にも収録されている「開始62分の衝撃」という言葉。
本記事では、その「仕掛け」について解説したい。
ネタバレを多く含むのでご注意を!

予告篇でも描かれている通り、中島裕翔さん演じる鈴木真吾(芸名:白木蓮吾)と菅田将暉さん演じる河鳥大貴は幼少期からの親友。一緒にバンドをやり、芸能界を目指す。そして蓮吾はスターへの道のりを歩むが、大貴は鳴かず飛ばず。そんなある時、大貴は白木蓮吾のマンションで、首吊り死体となった蓮吾を発見する……。

しかし、ここまではなんと劇中劇
実際は中島裕翔さん演じる白木蓮吾こそが河鳥大貴で、現実世界で自殺したのは柳楽優弥さん演じる白木蓮吾だった。

現実世界で白木蓮吾(柳楽優弥さん)の自殺を発見した河鳥大貴は、残された遺書をもとに蓮吾の死について書いた書籍を出版。この映画の前半62分までの映像は、その書籍を映像化したものだったのだ。

映画では、上映開始から1時間ほど経ったシーンで菅田将暉さん演じる河鳥大貴が白木蓮吾(中島裕翔さん)の死体を発見。ショックで泣き叫ぶ大貴が映されたところで、「はいカット!」という声が響く。開始から62分の衝撃とは、それまでの映像がすべて劇中劇だったとわかる「はいカット!」のシーンのことだ。

『ピンクとグレー』が表す意味とは!?

カットの掛け声とともに、それまでカラーで描かれていた映像が、モノクロ風のグレーがかった映像にチェンジ。
菅田将暉さんがソファにどっかりと腰掛け、スタッフから受け取った水を飲んで一服。行定勲監督も監督役で出演し、観客に対し「ここからが現実世界の出来事」と明示される。

つまり、タイトルの『ピンクとグレー』が表しているのは、カラーの映像が劇中劇シーン、モノクロ風のグレーの映像が実際に起こったことという意味。

上記の予告篇を観ると、カラーの映像とモノクロ映像があることに気づく。
このうち、カラーの映像は中島裕翔さん(河鳥大貴)が書いた小説をもとにした映画の映像。
グレーの映像が現実世界ということになる。

現実世界での柳楽優弥さんのポジションを劇中劇で中島裕翔さんが演じ、
現実世界での中島裕翔さんのポジションを劇中劇で菅田将暉さんが演じているのだ。

映像がグレーに切り替わってからは、中島裕翔さん演じる河鳥大貴の苦悩が描かれる。
白木蓮吾(柳楽優弥さん)が自殺し、「蓮吾の親友だった」ということで仕事が舞い込むようになった河鳥大貴。しかし、夏帆さん(劇中劇では清楚な女の子を演じた夏帆さんだが、現実世界では化粧の濃いチャラチャラした女優さん)と密会していたことをスクープされ、週刊誌にキス写真が乗ってしまう。
自暴自棄になった大貴は菅田将暉さん(現実世界の菅田さんは性格の悪い遊び人俳優)に暴行をはたらき、全治1ヶ月のケガを負わせる。

仕事も失い、絶望に暮れる大貴は、ホンモノの白木蓮吾(柳楽優弥さん)が自殺したマンションへ向かう。
蓮吾と同じように首吊り自殺を図る大貴だったが、縄がほどけて失敗。
そこで大貴は、亡くなったはずの蓮吾の幻影に出会う。

そして蓮吾は、なぜ自ら命を絶ったのかを話し始めた――。

■参考記事:映画公開直後の感想ツイートまとめ

中島裕翔&菅田将暉主演『ピンクとグレー』が公開!意外とエロい?原作ファンの感想は!?
 ジャニーズ事務所所属、NEWSのメンバーである加藤シゲアキさん。 加藤さんには、アイドルのほかにもうひとつ「小説家」という肩書き...

蓮吾はなぜ死んだ?『ファレノプシス』とはなんなのか?

高校時代にバンド活動をしていた大貴と蓮吾。そこで蓮吾は『ファレノプシス』というタイトルの曲を作る。
ファレノプシスは日本語でコチョウラン。花言葉は「純粋な愛」
大貴がその花言葉の意味を知るのは、蓮吾の死後だった。

菅田将暉さんへの暴行事件により仕事がなくなった大貴は、蓮吾の母(宮崎美子さん)の自宅を訪れる。
仏壇には、蓮吾の写真と、蓮吾の姉、唯の写真があった。
唯はダンサーとして舞台で活動していたが、本番中にセットから落ち死亡。その死は事故と考えられていた。

しかし蓮吾の母から1本のビデオテープを預かった大貴は、ことの真相を知る。
蓮吾は、実の姉である唯と愛し合っていた。そして唯はビデオのなかで、舞台中に自殺することをほのめかす。
唯の死が事故ではなかったと悟る大貴。

そして大貴は、蓮吾の死が実の姉への純粋な愛が引き起こした後追い自殺だったと知る。

以上が、映画『ピンクとグレー』のストーリー。原作小説に大幅なアレンジが加えられた脚本なので、小説版を読んだという方でも楽しめるはず。
劇場での公開は2016年1月9日(土)から。

加藤シゲアキさんによる原作は、累計発行部数16万部を突破した映画『ピンクとグレー』。

加えて、本作の後に執筆された『閃光スクランブル』と『Burn. -バーン-』は、3作を合わせて、「渋谷サーガ」と呼ばれている。『ピンクとグレー』に興味アリな方にはこちらもオススメ。

また、11月26日(木)に行われた舞台挨拶では、菅田将暉さんと中島裕翔さんの「仲の良さ」が暴露された。
菅田さんは中島さんに非常になつかれており、「実はふたりはデキているのでは」と一部から声が上がっているとか、いないとか………。

▼『ピンクとグレー』作品情報
原作:加藤シゲアキ(NEWS)『ピンクとグレー』
監督:行定勲
脚本:蓬莱竜太
出演:中島裕翔(Hey! Say! JUMP)
菅田将暉
夏帆
岸井ゆきの
柳楽優弥
マキタスポーツ
上映時間:119分
劇場公開:2016年1月9日(土)

【関連サイト】
『ピンクとグレー』公式サイト

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『ピンクとグレー』公式アカウント
映画『ピンクとグレー』公式アカウント

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(2015.10.26 コミュコム編集部 ココロヨ)

※この記事を作成するためのSNS調査期間
2015.10.26

コメント

  1. […] より詳しいネタバレはこちらの記事が最高に分かりやすくまとまっていますので是非。 […]